「愛されたい恋」と「自分を失う恋」の違い

最近、ストーカー事件などのニュースを見るたびに考えてしまいます。

人類の半分は異性なのに、どうして一人の人に、そこまで心が縛られてしまうのだろう、と。

恋愛には、
「愛されたい恋」と、「自分を失ってしまう恋」
の2つがあるように感じます。

愛されたい恋は、
相手と一緒にいながら、自分の気持ちも大切にできる恋です。

不安になった時には「不安」と言えて、
寂しい時には「寂しい」と言える。

相手に合わせるだけではなく、
自分の心もちゃんとそこにある恋です。

でも、自分を失う恋は違います。

「嫌われたくない」
「重いと思われたくない」
「この人に必要とされなくなったら終わり」

そんな気持ちが強くなりすぎて、
いつの間にか、自分より相手を優先するようになります。

連絡ひとつで不安になる。
少し冷たくされるだけで、頭の中がその人でいっぱいになる。

本当は苦しいのに、離れられない。

それは相手を愛しているというより、
「この人に認めてもらえない私は価値がない」
と思ってしまう苦しさなのかもしれません。

つまり、怖いのは「別れ」ではなく、
自分の価値を失うことなのです。

恋愛が終わった時、
ただ失恋しただけではなく、
「自分そのものを否定された」ように感じてしまう人もいます。

でも、本当は違います。

あなたの価値は、誰か一人の言葉や態度で決まるものではありません。

恋愛は、
「愛されることで自分の価値を確かめるもの」ではなく、
自分を大切にしながら、相手も大切にしていくものなのだと思います。

だからこそ、本当に大切なのは、
「相手に愛されること」より、
「自分で自分を認められること」なのかもしれません。

自分を認められるようになると、
恋愛は「しがみつくもの」ではなく、
安心できる関係へと少しずつ変わっていきます。

もし今、恋愛の中で苦しさを感じているなら、
その苦しさの奥には、あなた自身の「愛されたい気持ち」が隠れているのかもしれません。

カウンセリングでは、
無理に恋愛をやめるのではなく、
「どうしてそこまで苦しくなるのか」
を一緒に整理していくことができます。

誰かに愛されないと価値がない。
そんな苦しさから、少しずつ抜け出していきませんか?

まずは、頑張ってきた自分に、
やさしく気づいてあげてくださいね。