「大丈夫なふり」に疲れていませんか?

誰にも言えない違和感を、独り言にしないために

朝、鏡を見て「今日も自分を演じなきゃ」と小さくため息をつく。
職場では周りの目が気になって、本当は言いたいことがあるのに、言葉が喉の奥で止まってしまう。
「こんなことを思う私はおかしいのかな」「誰にも理解されないかもしれない」
そんな思いを心の中に閉じ込めて、一人で考え続けてしまう人がいます。

本当はつらいのに、笑ってしまう

「大丈夫です」
そう言いながら、本当は全然大丈夫じゃない。

職場では気を遣って、周りに合わせて、空気を読んで。
家に帰る頃には、心も体もぐったりしている。

でも、誰かに弱音を吐くのも苦手で、
「これくらいでつらいと思うなんて」
と、自分に言い聞かせてしまう。

そんなふうに、大丈夫なふりを続けている人は少なくありません。


不安が強い人ほど、一人で抱え込んでしまう

不安が強い人は、とても真面目で優しい人が多いです。

「迷惑をかけたくない」
「嫌われたくない」
「ちゃんとしなきゃ」

そんな思いから、自分の気持ちより、周りを優先してしまいます。

だから本当は苦しいのに、
「私が我慢すればいい」
と、一人で抱え込んでしまうのです。

でも、不安を押し込め続けると、心は少しずつ疲れていきます。

頭の中で同じことを何度も考えてしまったり、
夜になると急に涙が出たり、
何もないのに不安でいっぱいになったり。

心が「もう限界だよ」とサインを出していることもあります。

不安は、「話すこと」で少しずつ整理される

そんな時に大切なのは、
不安を一人で抱え込まないことです。

不安は、頭の中だけで考えていると、どんどん大きくなってしまいます。

でも、誰かに話しながら考えることで、
「私はこんなふうに感じていたんだ」
と、自分の気持ちに気づけることがあります。

うまく話せなくても大丈夫です。

言葉に詰まっても、泣いてしまっても大丈夫。

本当は、ただ「つらかった」と言いたかっただけなのかもしれません。

私自身も、前に進めなくなったことがありました

私自身、15年以上仕事として社会に関わっていなかった時期がありました。

久しぶりに新しい会社で働くことになった時、パソコンの操作も変わっていて、仕事についていくのが本当に大変でした。

思うようにできず、
「どうしてこんなことも知らないの?」
と言われたこともありました。

悔しくて、情けなくて、
「もう辞めたい」
と思った日もあります。

そんな時、話を聞いてくれた方がいました。

たくさんアドバイスをくれたわけではありません。

ただ、私の話を静かに聞いて、
「本当はどんな気持ちなのかな」
と問いかけてくれました。

その時、一人で抱えていた気持ちが少しほどけて、心が軽くなったのを覚えています。

カウンセリングは「弱い人が行く場所」ではありません

不安が強い人ほど、
「こんなことで相談してはいけない」
と思ってしまうことがあります。

でも、本当に苦しい時は、一人で頑張り続けなくても大丈夫です。

カウンセリングは、問題をすぐに解決する場所というより、
一緒に心を整理していく場所なのだと思います。

誰にも言えなかった気持ちを話していく中で、
少しずつ「本当の自分」に気づいていくことがあります。

一人で抱え込まなくても大丈夫

「大丈夫なふり」を続けていると、
自分でも本当の気持ちがわからなくなってしまうことがあります。

でも、本当は苦しかった。
本当は頑張っていた。

まずは、その気持ちを否定しなくて大丈夫です。

もし今、
「誰かに話を聞いてほしい」
そんな気持ちが少しでもあるなら、一人で抱え込まずにご相談ください。

あなたのペースで、ゆっくり整理していきましょう