いつも自分を責めてしまうのは、なぜ?

アダルトチルドレンと潜在意識。心が少し楽になる言葉の習慣

「また失敗しちゃった」
「どうして私は、いつもこうなんだろう」
「どうせ私なんて……」
そんな言葉が、知らず知らずのうちに浮かんでくることはありませんか。

誰かに言われたわけでもないのに、自分で自分に厳しい言葉をかけてしまう。
でも、もし同じことを大切な友人が言っていたら、あなたはどうするでしょう。

きっと、
「そんなに自分を責めなくていいよ」
と声をかけるのではないでしょうか。

それなのに、どうして自分には優しい言葉をかけられないのでしょう。
今日は、そんな心の中の言葉についてお話ししたいと思います。

自分を責める言葉は、いつから始まったのでしょう

アダルトチルドレンとして育ってきた方の中には、子どもの頃から否定的な言葉をかけられてきた人もいます。

「どうしてそんなこともできないの?」
「また失敗したの?」
「もっとちゃんとしなさい」

何度もそんな言葉を聞いているうちに、いつの間にか、自分でも同じように考えるようになってしまうことがあります。

大人になって、もう親から叱られることはなくなっても、
「ちゃんとしなきゃ」
「失敗する私はダメなんだ」
そんな言葉が、心の中で繰り返される。

まるで、子どもの頃に聞いていた言葉が、今も自分の声として残っているように。
でも、それはあなたが生まれつき自分に厳しい人だった、ということではないのかもしれません。

育ってきた環境の中で、少しずつ身につけてきた考え方のクセかもしれないのです。

潜在意識と、普段使っている言葉の関係

私たちは毎日、たくさんのことを考えています。

ニュースを見て、
「ひどいな」
「どうしてそんなことをするんだろう」
と思うこともあります。

誰かの言動に腹が立つこともあれば、自分の失敗を責めたくなることもあるでしょう。
そんな感情が浮かぶこと自体は、悪いことではありません。

ただ、気づかないうちに否定的なことばかり考え続けていると、心が疲れてしまうことがあります。

特に、自分を責める言葉が習慣になっていると、何かあるたびに、
「やっぱり私はダメなんだ」
という考えに戻ってしまうことがあります。

私たちが普段「潜在意識」と呼んでいるものにも、こうした自分では気づきにくい考え方や、長年繰り返してきた心の習慣が含まれていると考えると、わかりやすいかもしれません。

大切なのは、無理に前向きな人になろうとすることではありません。
いつも自分にどんな言葉をかけているのか、少しだけ意識してみることです。

心が喜ぶ言葉を、少しずつ増やしてみませんか?

だからといって、毎日「私は素晴らしい!」と言い続ける必要はありません。
無理にポジティブになろうとすると、かえって苦しくなることもあります。

もっと簡単なことから始めてみませんか。

例えば、
ペットを見て、
「かわいいね」
と声をかける。

お気に入りのクッションに触れて、
「ああ、気持ちいい」
とつぶやく。

ふと空を見上げて、
「今日の空、きれいだな」
と感じる。

温かいお茶を飲んで、
「おいしいな」
と、ほっとする。

そんな小さなことでいいのです。

何か特別なことが起こらなくても、心地よさや喜びを感じる瞬間は、日常の中にあります。
それに気づいたとき、少しだけ立ち止まって、言葉にしてみる。

自分の心が心地よいと感じる瞬間を、見過ごさないようにしてあげるのです。

自分への言葉も、少しずつ変えていける

そして、できれば自分自身にかける言葉にも、目を向けてみてください。

何か失敗したとき、
「またやってしまった。私はダメだ」
と思ったら、

「失敗しちゃったね。でも、次はどうしたらいいかな」
と言い換えてみる。

思うようにできなかった日は、
「今日も何もできなかった」
ではなく、
「今日は疲れていたんだね」
と声をかけてみる。

最初は、そんな言葉がしっくりこないかもしれません。
それでも大丈夫です。
長い間、自分を責めることが当たり前だったのなら、優しい言葉に慣れるにも時間がかかります。

大切なのは、自分を責めていることに気づいたとき、さらに自分を責めないこと。
「また責めちゃったね」と気づけたら、そこから違う言葉を選んでいけばいいのです。

これからは、自分の心が喜ぶ言葉を

子どもの頃、もっと褒めてほしかった。
失敗したときには、責めるのではなく、励ましてほしかった。
そんな思いを抱えてきた方もいるでしょう。

過去に言われた言葉を、なかったことにはできません。
でも、これから自分にかける言葉は、少しずつ選び直していけます。

誰かを批判したくなる日があってもいい。
自分にがっかりする日があってもいい。
いつも前向きでいる必要はありません。

ただ、これまで自分を責める言葉をたくさん使ってきたのなら、これからは少しだけ、心がほっとする言葉も増やしてみませんか。

「きれいだな」
「おいしいな」
「うれしいな」
「今日もお疲れさま」
そんな小さな言葉が、自分の気持ちに目を向けるきっかけになるかもしれません。

どうせ言葉を使うなら、自分の心が喜ぶ言葉を選んであげませんか。

自分を味方に、わたしを大好きになる
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