「あの人の返信、なんだかそっけなかったな」
「もしかして怒ってる?」
「私、何か悪いことを言ったかな……」
たった一通のLINEが気になって、何度も読み返してしまう。
夜になっても、同じことを考え続けてしまう。
「もう考えるのをやめよう」
そう思っているのに、気づけばまた同じところに戻っている。
そんな自分に、
「私って、どうしてこんなに考えすぎるんだろう」
と、嫌になってしまうことはありませんか?
ぐるぐる思考は、性格だけの問題ではありません
同じことを繰り返し考えてしまう背景には、さまざまな理由があります。
その一つとして、子どもの頃から身につけてきた相手の気持ちを先読みする習慣が関係していることもあります。
例えば、親の機嫌によって家庭の空気が変わる環境で育った人。
「今日は怒っていないかな」
「何を言えば機嫌が悪くなるかな」
そんなふうに、いつも周囲の様子を気にしていたかもしれません。
アダルトチルドレンの傾向がある人の中には、相手の表情や言葉の変化に敏感になり、先回りして考えることが習慣になっている人もいます。
それは、子どもの頃の自分にとって、安心して過ごすために必要な方法だったのかもしれません。
けれど、大人になった今もその習慣が続いていると、相手のちょっとした反応が気になり、考え続けてしまうことがあります。
答えの出ない問いを、繰り返していませんか?
「なぜ、あの人はあんな態度をとったんだろう?」
「私のことをどう思っているんだろう?」
こうした問いには、考えても答えが出ないことがあります。
なぜなら、相手の本当の気持ちは、相手にしかわからないからです。
それでも答えを探し続けてしまう。
ここに、ぐるぐる思考の苦しさがあります。
そんなときは、問いかけを少し変えてみる
まずは、考え続けている自分に気づくことから。
「あ、またぐるぐるしているな」
そう気づいたら、自分を責める代わりに、こんな言葉をかけてみてください。
「それだけ、相手のことを気にかけてきたんだね」
そして、少し落ち着いたら、問いかけを変えてみます。
「あの人は、なぜあんな態度をとったんだろう?」
から、
「私は、これからどうしたいんだろう?」
へ。

例えば、
「気になるなら、明日さりげなく聞いてみよう」
「今は答えがわからないから、今日は休もう」
「相手の機嫌と、自分の価値は別のものだよね」
そんなふうに、自分で選べることへ意識を戻していきます。
すぐに考えが止まらなくても大丈夫。
何度ぐるぐるしても、そのたびに気づいて、少しずつ戻ってくればいいのです。
ぐるぐる思考に気づいたら
ぐるぐる思考が止まらないのは、必ずしも心が弱いからでも、性格に問題があるからでもありません。
これまでの経験の中で、周囲に気を配ることが習慣になっていたのかもしれません。
だからこそ、無理に考えるのをやめようとするよりも、
気づくこと。自分をねぎらうこと。そして、問いを少し変えてみること。
その小さな積み重ねが、自分の気持ちを大切にするきっかけになるかもしれません。
相手がどう思うかだけでなく、自分はどうしたいのか。
その声にも、少しずつ耳を傾けていきたいですね。
自分を味方に、わたしを大好きになる
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