「どうして、こんなに傷つきやすいんだろう」
そんな生きづらさを抱えながら、
「私はアダルトチルドレンだから仕方ない」
と、自分に言い聞かせていませんか?
でも、アダルトチルドレンという言葉は、あなたの人生を決めつけるためのものではありません。
アダルトチルドレンは、自分を理解するための言葉
アダルトチルドレンという言葉を知って、
「だから私は、こんなに生きづらかったんだ」
と、少し安心した方もいるのではないでしょうか。
それまで理由がわからなかった苦しさに、ひとつの説明がついたように感じられるからです。
でも、いつの間にか、
「私はアダルトチルドレンだから、人間関係がうまくいかない」
「アダルトチルドレンだから、傷つきやすい性格は変わらない」

そんなふうに、自分の可能性まで閉じてしまっていませんか?
アダルトチルドレンは、あなたの生きづらさを理解するための言葉であって、これからの人生を決める言葉ではないのです。
その傷つきやすさには、理由があるのかもしれません
子どもの頃、親の機嫌を損ねないように、いつも顔色をうかがっていた。
自分の気持ちを伝えても、受け止めてもらえなかった。
怒られないように、嫌われないように、周りに合わせることが当たり前になっていた。
そんな経験を重ねてきたとしたら、人の表情や言葉に敏感になるのも、不思議なことではありません。
それは、あなたが弱かったからではなく、その環境の中で、自分を守ろうとして身につけた反応なのかもしれません。
私は、こうした経験から身につけた思い込みや生き方を「借り物のルール」と呼んでいます。
あの頃は必要だったかもしれないルール。
でも、そのルールが、大人になった今のあなたを苦しめているとしたら……。
これからも、ずっと守り続ける必要があるのでしょうか。
「私はこういう人間だから」で終わらせないで
例えば、誰かの何気ない一言に傷ついたとき。
「また気にしすぎてしまった」
「やっぱり私はACだからダメなんだ」
そう思う代わりに、少しだけ立ち止まってみてください。
「どうして、あの言葉がこんなに悲しかったんだろう?」
もしかしたら、昔、誰かに言われた言葉と重なったのかもしれません。
認めてほしかった気持ちが、今も心の中に残っているのかもしれません。
理由がすぐにわからなくても構いません。
大切なのは、傷ついた自分を責めるのではなく、その気持ちに目を向けてみること。
自分の反応を理解できるようになると、これまでとは違う受け止め方や行動を選べる場面も、少しずつ増えていきます。
アダルトチルドレンは、あなたのすべてではありません
人の顔色をうかがってしまう自分も、
些細な言葉に傷ついてしまう自分も、
これまで、精いっぱい生きてきたあなたの一部です。
でも、それがあなたのすべてではありません。
「私はアダルトチルドレンだから変われない」ではなく、「アダルトチルドレンという視点を知ったからこそ、自分を理解できるようになった」。
そんなふうに、この言葉を使ってほしいのです。
過去をなかったことにする必要はありません。
今までの自分を否定する必要もありません。
ただ、これからの人生まで、過去に決めさせなくてもいいのです。
あなたは、これからの生き方を選んでいけます。
これまで周りの人の気持ちを大切にしてきたあなた。
これからは、自分の気持ちにも目を向けてみませんか。

その小さな積み重ねが、いつか、
「私は私でよかった」
と思える日につながっていくかもしれません。自分の生きづらさを一人で整理することが難しいときは、カウンセリングで一緒に見つめていくこともできます。
自分を味方に、わたしを大好きになる。
つむぐ🍀こころLab
